「古書と茶房 ことばのはおと」は、京都市上京区の西陣エリアに佇む、築約150年の京町家を改装したブックカフェです。猫好きの女将と鉄道好きの店主夫婦が営み、店内には猫モチーフの装飾や猫本、鉄道のジオラマが並び、看板スイーツの「にゃんこパフェ」が人気を集めています。本記事では、店舗の特徴・メニュー価格・口コミの傾向・アクセス情報を整理してご紹介します。
古書と茶房 ことばのはおととは
ことばのはおとは、京都市上京区天神北町にある京町家ブックカフェです。築150年ほどの町家を活かした空間で、坪庭から差し込む光や畳の和室、本棚に並ぶ約2,000冊といわれる古書が、京都ならではの落ち着いた読書時間を演出します。店名は「本を開くと言葉の音が聞こえる」というコンセプトに由来し、静かな読書環境を大切にする「小声のルール」を掲げているのが特徴です。
店主夫妻はそれぞれ鉄道と猫を愛好しており、店内の本棚には猫をテーマにした絵本や写真集、文学作品から、店主自作の鉄道ジオラマと鉄道書まで、他のブックカフェではあまり見られない独特の選書が並びます。9年かけて女将が集めたという招き猫コレクションや、消しゴム版画でデザインされた猫モチーフののれん、渡り廊下に描かれた「ネコの足跡」など、店内のあちこちに猫好きが思わず微笑む細やかな仕掛けが施されています。
ことばのはおとは2017年8月に現在の鞍馬口エリアへ移転オープンしました。移転前から13年営業していた歴史を持ち、京都の町家カフェの定番店として複数のガイドブックに掲載されてきた人気店です。なお、看板猫として実際の猫が常駐しているという公式案内はなく、来店者が触れ合える猫カフェとは異なる業態です。猫好きの方は猫モチーフの蔵書や雑貨、にゃんこパフェを通じて店主夫妻のこだわりに触れることができます。
料金システム
ことばのはおとは猫カフェのような時間制料金は採用しておらず、ドリンクや軽食、スイーツの注文によって支払う一般的なカフェの料金体系です。看板猫との触れ合いに料金が発生することはなく、本棚の古書は基本的に店内で自由に閲覧できます(一部の古書は購入可能な場合もあります)。
メニューと価格帯の目安は次の通りです。なお、価格は時期や仕入れ状況によって変動することがあるため、最新の価格は来店時にご確認ください。
| メニュー | 価格目安(税込) | 内容 |
|---|---|---|
| にゃんこパフェ | 1,320円前後 | 季節のフルーツを使った看板スイーツ。13時以降提供、1組2個まで |
| 青春プレートごはん | 1,100円前後 | 主菜が3〜4週間ごとに替わるランチプレート |
| ココナッツカレーライス | 880円前後 | スパイス控えめのまろやかなカレー |
| ふわふわシフォンケーキセット | 660円前後 | ドリンクとシフォンケーキの組み合わせ |
| いちごミルク | 715円前後 | 季節のフレッシュドリンク |
| 各種コーヒー・紅茶 | 500〜700円前後 | カフェ工船コーヒーなどを取り扱い |
にゃんこパフェは「猫の顔」をかたどった盛り付けで、季節ごとにキウイ・桃・パイナップル・いちごなどフルーツが替わり、ハロウィンやクリスマス限定バージョンが登場することもあります。1日の提供数や1組あたりの注文数に上限が設けられているため、確実に味わいたい場合は来店時間に余裕を持つのがおすすめです。なお、にゃんこパフェにドリンクをセットで注文すると割引が適用される時期もあるため、注文時にスタッフに確認しておくと安心です。
口コミ・評判
口コミの傾向を整理すると、京町家ならではの落ち着いた雰囲気と、看板スイーツのにゃんこパフェに対する評価が中心となっています。グルメサイトに寄せられたレビューから読み取れる傾向は次の通りです。
- 畳の和室や坪庭、暖色系の照明が織りなす静謐な空間で、ゆったり読書ができる点が高く評価されている
- にゃんこパフェの可愛らしい盛り付けと、季節フルーツの組み合わせが写真映えする見た目で人気を集めている
- 猫モチーフのインテリアや招き猫コレクションなど、店内の細部までこだわった世界観が来店者の関心を集めている
- 鉄道ジオラマや鉄道書のコーナーなど、ブックカフェとしては珍しい蔵書ジャンルがユニークな空間性を生み出している
- 「小声のルール」によって店内が静かに保たれ、一人で読書時間を楽しみたい人に向く雰囲気が形成されている
一方で、人気店のため土日や観光シーズンには満席になりやすく、にゃんこパフェも売り切れる時間帯がある点には注意が必要です。座席数自体は多くないため、ゆったり過ごしたい場合は平日や開店直後を狙うとスムーズです。なお、口コミは個人の体験に基づく内容のため、最新の状況は公式SNSなどで併せてご確認ください。
アクセス・営業情報
最寄駅・バス停からの行き方
最寄りの鉄道駅は京都市営地下鉄烏丸線「鞍馬口駅」で、徒歩約12〜14分の距離です。鞍馬口駅から烏丸通を北へ進み、鞍馬口通を西へ折れて天神北町方面へ向かうルートが一般的です。
バスを利用する場合は、市営バス「天神公園前」バス停が最寄りで、徒歩約3分で到着できます。市バス9系統・12系統・67系統が経由するため、京都駅・四条河原町・西陣エリアの観光と組み合わせやすいのが特徴です。周辺は西陣エリアの落ち着いた住宅街で、北野天満宮や晴明神社、船岡山などの観光スポットからも比較的近く、京都観光の途中で立ち寄りやすい立地です。
専用駐車場は用意されていないため、車で訪れる場合は周辺のコインパーキングを利用してください。西陣エリアは細い路地が多く一方通行の道もあるため、公共交通機関でのアクセスが便利です。
営業時間と定休日
営業時間は11:30から夕方までで、ラストオーダーは閉店の30分から1時間前に設定されています。情報源によって閉店時刻が17時・18時・19時と幅があり、時期や曜日によって運用が変わる可能性があります。来店前に公式サイトや公式SNSで最新の営業時間を確認するのがおすすめです。定休日は月曜日・火曜日で、祝日の場合は営業し、その他不定休があると案内されています。
予約と利用上の注意
公式情報によると予約は受け付けておらず、当日の入店順での案内が基本です。座席数が限られているため、混雑時は店外で待つ場合があります。また、店内では「小声のルール」を掲げて静かな読書環境を保っているため、グループで賑やかに過ごしたい場合は別の店舗が向いています。
店舗情報
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 店舗名 | 古書と茶房 ことばのはおと |
| 住所 | 〒602-0087 京都府京都市上京区天神北町12-1 |
| 電話番号 | 075-414-2050 |
| 営業時間 | 11:30〜閉店(ラストオーダーは閉店30分前。時期により17:00〜19:00で運用) |
| 定休日 | 月曜日・火曜日(祝日の場合は営業、その他不定休あり) |
| 料金体系 | カフェ利用料金のみ(席料・時間制なし)。にゃんこパフェ1,320円前後ほか |
| 看板猫 | 実猫の常駐に関する公式案内はなし。猫モチーフの装飾・猫本・招き猫コレクションを楽しめるブックカフェ |
| 蔵書 | 古書約2,000冊(猫テーマの本、文学、絵本、鉄道書など) |
| 最寄駅 | 京都市営地下鉄烏丸線「鞍馬口駅」徒歩約12〜14分/市バス「天神公園前」徒歩約3分 |
| 駐車場 | なし(周辺コインパーキングを利用) |
| 予約 | 不可(当日の来店順) |
| 建物 | 築約150年の京町家を改装 |
| 公式サイト | http://www.kotobanohaoto.net/ |
| 公式Instagram | https://www.instagram.com/kotobanohaotoyo/ |
| 公式X | https://x.com/kotobanohaotoyo |
京都の猫カフェ情報
京都市内には西陣エリア以外にも、市役所前・河原町・嵐山方面など、観光ルートに合わせて立ち寄れる猫カフェや猫関連カフェが点在しています。ことばのはおとは「猫と触れ合う猫カフェ」ではなく「猫好きが楽しめるブックカフェ」という独自の業態のため、目的に応じて他店と組み合わせて巡るのも京都旅の楽しみ方のひとつです。
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※本記事に掲載している猫カフェ情報は、2026年5月4日時点での情報になります。 営業時間や料金、猫の種類などは変更になっている可能性がありますので、 最新の情報は各猫カフェの公式ホームページやSNSなどでご確認ください。
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