ねこへやta助は、名古屋市北区大曽根の複合施設つどいタウン3階に2024年1月9日にオープンした保護猫カフェです。1階の喫茶はじまり、3階の保護猫カフェ、シェアキッチン、アートスペースが同居する建物の一部として運営されており、商店街の賑わいを取り戻す地域プロジェクトの中核として位置づけられています。猫と暮らすためのリノベーション提案「ねこ飼いリノベ」を本業とする運営会社が手がける拠点で、毎日譲渡会を開催している点が大きな特徴です。
店舗の基本情報とアクセス
ねこへやta助の住所は愛知県名古屋市北区大曽根2丁目9-57で、最寄り駅はJR・名鉄・地下鉄名城線・ゆとりーとラインの大曽根駅です。各路線の改札からは徒歩6分前後の距離にあり、商店街アーケードを抜けてオズモール沿いに進むとつどいタウンに到着します。建物自体は3階建ての小さなビルで、入口は1階の喫茶はじまりです。猫カフェは3階フロアにあり、まず1階で受付と支払いを済ませてから階段で上がる動線になっています。
JR大曽根駅は名古屋駅から中央線で約11分、金山駅からは約15分でアクセスでき、名古屋市中心部からも訪問しやすい立地です。地下鉄名城線の大曽根駅は栄駅から約8分で到着するため、観光や買い物の合間に立ち寄りやすい点も魅力といえます。ゆとりーとライン大曽根駅は高架専用バスの始発駅であり、北区方面から訪れる場合の主要な動線になっています。駅周辺はオズモールと呼ばれる地元密着型の商店街が広がっており、昔ながらの飲食店や物販店が軒を連ねる下町情緒のあるエリアです。
つどいタウンには専用駐車場の用意がないため、車で来店する場合は周辺のコインパーキングを利用することになります。大曽根駅周辺にはコインパーキングが点在しており、徒歩圏内に複数の選択肢があります。営業時間内であれば商店街の一般車両通行も可能ですが、アーケード内は歩行者優先のため徐行が必要です。自転車や原付であればつどいタウン前の歩道脇に短時間停められるスペースがあり、近所からの来店にも便利です。
建物の入口は喫茶はじまりとして開かれているため、初めて訪れる人は猫カフェの入口がどこか少し迷うことがあります。1階のカウンターでねこへやta助への入場を伝えると、スタッフが料金システムを案内してくれる流れです。営業時間内であれば随時受付しており、予約は不要となっています。3階の店内は土足禁止で、入口で靴を脱いで靴下のまま入室するルールです。靴下を持参していない場合は店頭で予備が用意されることもあるため、夏場の素足来店時は事前に確認しておくと安心です。
営業時間と料金システム
ねこへやta助の営業時間は10時から19時で、最終受付は18時となっています。最終受付時間は利用プランによって若干異なり、たとえば1時間プランは18時、30分プランは18時30分が目安です。定休日は水曜日で、その他の曜日は祝日も含めて通常営業しています。臨時休業や時短営業の情報は公式X(旧Twitter)や公式インスタグラムで都度告知されており、訪問前に最新情報を確認しておくことが推奨されます。
料金体系は時間制を採用しており、1時間プランは1,300円でドリンク1杯が含まれます。短時間で楽しみたい人向けに30分プランも用意されており、こちらは公式SNSで日々の最終受付時刻と合わせて告知されています。料金の支払いは1階の喫茶はじまりカウンターで先払いする形式で、購入したドリンクを手に持って3階の猫部屋へ移動する独特の動線が特徴です。ドリンクは店内で淹れたコーヒーやスムージーなどがあり、3階の猫を眺めながら味わうことができます。
入場料にはドリンク代が含まれているため、追加注文なしでも快適に過ごせます。延長したい場合は1階で再度受付を行い、追加料金を支払う仕組みです。猫カフェ単体の入場料金としては名古屋市内でも標準的な水準で、1時間でゆっくり過ごしたい人にとって分かりやすい料金設定といえます。3階フロアはコンパクトな空間のため、混雑時は人数制限がかかることがあります。週末や祝日に訪問する場合は早めの時間帯を選ぶか、事前にSNSで混雑状況を確認しておくとスムーズです。
ポイントカード制度も導入されており、来店ごとにスタンプが貯まる仕組みになっています。10ポイント貯めるとサービス券またはta助オリジナルグッズと交換できるため、リピーターには嬉しい特典です。グッズには店猫をモチーフにしたデザインのものがあり、ファンには記念にもなります。誕生日特典や季節限定のイベントも随時開催されており、上半期ファン投票や七夕イベントといった企画では来店者が参加できる仕掛けが用意されることもあります。
在籍する猫たちと譲渡活動
ねこへやta助には常時6匹前後の保護猫が在籍しており、譲渡状況や新たな保護によって頭数は変動します。基本的には10匹以下で運営しており、1匹ごとにスタッフが目を配れる規模感を保っています。代表的な店猫としては、店の長老的存在のネル君(12歳・きじ白)、たろう君とじろう君(ともに7歳)の兄弟、シルクちゃん(1歳)、なめこ君(6歳)、サビ柄のさみちゃん(4歳)などが紹介されてきました。猫たちはそれぞれ性格が異なり、人懐こく膝に乗ってくる猫もいれば、自分のペースを保ちたいタイプの猫もいます。
ネル君は12歳という高齢ながら社交的で、来店者の膝に乗ってくることも多く、過去のファン投票では1位を獲得した実績があります。13歳前後で病気を抱えた猫が在籍していたこともあり、店ではシニア猫や持病のある猫も受け入れている点が特徴です。一般的な保護猫カフェでは引き取り手の付きやすい若い猫が中心になりがちですが、ta助では年齢や健康状態に関わらず幅広く保護しているため、シニア猫との触れ合いを目的に訪れる人も少なくありません。
毎日譲渡会を開催している点もta助の大きな特徴です。猫カフェとして自由に触れ合うだけでなく、気に入った猫がいればその場で譲渡相談ができる仕組みが整っています。譲渡には事前面談や生活環境の確認、トライアル期間などの段階が設けられており、猫と新しい家族のミスマッチを防ぐ配慮がされています。譲渡が決まった猫は卒業として送り出され、その後の様子は公式SNSで報告されることもあります。これまでに多くの猫が新しい家族のもとへと巣立っており、保護猫カフェとしての本来の役割をしっかりと果たしている店舗です。
3階の店内は広大なフロアではなく、こぢんまりとした隠れ家のような空間です。窓際にはキャットウォークが設置され、床には猫用のベッドやおもちゃが置かれています。猫たちは思い思いの場所でくつろいでおり、来店者は床に座ったり壁際のクッションに腰掛けたりして同じ目線で過ごせます。スタッフは猫の性格や接し方のコツを説明してくれるため、猫初心者でも安心して時間を過ごせる雰囲気です。撮影は基本的に可能ですが、フラッシュ使用や猫を驚かせる行為は禁止されています。
ねこ飼いリノベと運営の特色
ねこへやta助は単なる猫カフェではなく、本業として「ねこ飼いリノベ」と呼ばれる住宅リノベーション事業のショールーム的役割も担っています。猫と暮らすためのキャットウォーク設置、傷に強い壁材の提案、脱走防止の二重ドア、爪とぎに強いフローリングなど、猫と人間が快適に共生するための住宅改修プランを提案する事業です。3階の店内には実際にキャットウォークや猫用の遊び場が組み込まれており、来店者は実物を見ながら自宅へのリノベーション相談ができます。
運営は佐藤真仁氏が担っており、つどいタウン全体の借主としてビル全体の活用を任されています。物件オーナーである井上賢治氏と商店街理事の安藤美香氏が協力し、商店街再生プロジェクトの一環として2023年につどいタウンが開業しました。ねこへやta助は2024年1月9日にグランドオープンし、それ以降は大曽根エリアの新たなランドマークの一つとして地域住民や猫好きから親しまれています。クラウドファンディング経由で資金を集めて立ち上げられた経緯もあり、地域の応援を受けながら運営されている点が特徴的です。
つどいタウン1階の喫茶はじまりは、あんこを使ったスイーツや軽食、ドリンクを提供する喫茶店です。猫カフェ来店者はこの喫茶のドリンクを猫部屋に持ち込む仕組みになっているため、両店舗は一体運営されています。あんこ玉が入ったスムージーやお豆のトマトカレーなど個性的なメニューが揃っており、猫カフェ利用と合わせて楽しむことができます。喫茶単体での利用も可能で、ランチタイムには近隣住民や商店街の利用客で賑わう時間帯もあります。
つどいタウンの2階にはシェアキッチン・レンタルスペース「はじまる」やアートスペース「スタート」が入居しており、ワークショップや展示会、地域イベントが随時開催されています。ねこへやta助に来店した日にこれらのイベントが重なれば、商店街全体を巡る楽しみ方も可能です。最新情報は店舗の公式インスタグラム(@tasuke_tsudoitown)や公式X(@tasuke_nekoheya)で日々発信されているため、訪問前に確認すると思いがけないイベントに出会えることもあります。
利用時の注意点とおすすめの過ごし方
ねこへやta助を快適に利用するためには、いくつかの基本ルールを押さえておくと安心です。まず3階の猫部屋は土足禁止のため、靴下着用が前提となります。素足での入室は衛生面の理由から原則認められていないため、夏場のサンダル来店時は靴下を持参するか、入口で予備を借りる必要があります。手指の消毒も入室前に必須で、設置されている消毒液で手を清めてから入室します。猫アレルギーが心配な人は事前にマスク着用や薬の準備をしておくとよいでしょう。
猫との接し方にもいくつかのルールがあります。寝ている猫を無理に起こす、追いかける、抱き上げるといった行為は禁止されており、猫が自分から寄ってくるのを待つのが基本姿勢です。エサやおやつの持ち込みや、店舗で販売されていない餌の与与えも禁止されています。スタッフから許可があった場合のみ、店舗で用意されたおやつを使って猫と触れ合うことができます。撮影は可能ですが、フラッシュ使用や猫の顔に直接カメラを向けるなど驚かせる行為は控える必要があります。
3階フロアは決して広いとは言えないため、混雑時には他の利用者との距離が近くなることがあります。週末や祝日の午後は特に賑わいやすく、ゆっくり過ごしたい場合は平日の昼下がりや開店直後の時間帯を狙うのがおすすめです。1時間プランで時間を区切って訪問する人が多いため、時間帯によっては入れ替わりで席が空くタイミングがあります。最終受付直前の時間帯は比較的空いていることが多く、夕方の落ち着いた時間に猫たちと過ごしたい人に向いています。
訪問の流れとしては、まず1階の喫茶はじまりで入場料を支払い、好みのドリンクを受け取ります。その後階段で3階に上がり、入口で靴を脱いで靴下のまま入室します。手指消毒を済ませたら、空いているクッションや床に座って猫たちが寄ってくるのを待ちます。スタッフが猫の名前や性格を教えてくれるため、初対面でも自然と打ち解けられる雰囲気です。譲渡に興味がある場合はスタッフに声をかけることで、その場で相談に乗ってもらえます。帰り際には1階で次回利用に向けたポイントカードのスタンプを受け取り、商店街散策やオズモールでの食事と合わせて1日を楽しむ過ごし方もおすすめです。
商店街エリア全体としては、大曽根駅周辺に飲食店や昔ながらの商店が並んでおり、半日かけて散策する楽しみ方もできます。ねこへやta助で猫と触れ合った後は喫茶はじまりでスイーツを楽しんだり、商店街のレトロな店舗を巡ったりと、地域全体の魅力を体感できる立地です。名古屋市内で保護猫との触れ合いと地域文化を同時に楽しめる場所として、ねこへやta助は他の猫カフェとは異なる独自の体験を提供しています。
愛知県の猫カフェ一覧 や 名古屋でおすすめの猫カフェ も参考に、お出かけ計画を立ててみてください。
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