広島市中区上八丁堀の林業ビル6階にある「保護猫譲渡センターねこといっしょ」は、一般社団法人necotoが運営する譲渡型施設です。一般的な時間制の猫カフェではなく、行き場を失った猫たちと里親候補をつなぐことを目的とした保護猫の譲渡拠点として活動しています。広島電鉄白島線「女学院前」電停から徒歩2分、紙屋町・八丁堀エリアの中心部に位置し、市内中心部から気軽に立ち寄れる立地です。
保護猫譲渡センターねこといっしょとは
ねこといっしょは「猫と人とが共生できる社会を目指す」という理念のもと、行き場のない猫を引き受けて保護飼育と里親探しを行う一般社団法人necotoの活動拠点です。公式サイトによれば2026年4月時点で累計1,985命の保護猫を新しい家族に送り出してきた実績があり、広島県内の保護猫団体としては譲渡数の規模が大きい施設に分類されます。
施設はビル6階のワンフロアを利用しており、保護猫はそれぞれの性格や体調に応じて個別スペースで生活しています。ロビーや見学スペースで実際に猫と触れ合うことができ、気になる猫がいれば個別の「お見合い」を予約時に申し込める仕組みです。一般的な時間制の猫カフェのように制限時間内にできるだけ多くの猫と遊ぶスタイルではなく、里親検討を前提にじっくり相性を確認する場として運営されています。
運営母体は一般社団法人necoto(旧称・猫に恩返し系列との関係を公式サイトで明記)で、就労継続支援B型事業所「ねこぱんち」と連携しながら活動を進めています。NPO法人みなしご救援隊との協力関係についても公式情報として公開されており、広島県内の保護猫ネットワークの一翼を担う存在です。
ボランティア面では「預かりボランティア」「パートナーショップ」を継続募集しており、保護猫を一時的に自宅で世話する人材や、グッズ販売・チラシ設置などで活動を支援する協力店を広く受け入れている点が、地域密着の譲渡センターらしい運営姿勢といえます。
見学・利用方法と費用
ねこといっしょは時間制料金や入場料を設定する一般の猫カフェとは性格が異なるため、料金体系も独自です。公式サイトに記載されている来訪方法は以下のとおりです。
見学受付の枠組み
| 区分 | 受付時間 | 予約 |
|---|---|---|
| 平日 | 13時〜17時 | 自由見学(予約不要) |
| 土曜 | 13時〜16時 | 譲渡会開催(自由見学可) |
| 日祝 | 午前 | 完全予約制 |
平日は自由見学のため思い立った日に訪問できる柔軟さがあり、土曜の譲渡会では複数の保護猫を一度に見比べられます。日祝の午前予約制は、混雑を避けてじっくり相談したい人や、特定の猫とのお見合いを希望する人向けの枠と位置づけられています。
予約は公式サイトに掲示されているWebシステム(Coubicから移行した予約ページ)または電話080-9138-4214、LINE公式アカウント、メールinfo@necoto.or.jpで受け付けています。
入場料・譲渡費用
公式サイトには時間制の入場料や利用料の記載はなく、見学そのものは原則として無料で受け付けられている形です。ただし運営費を支えるための寄付・募金や、店内で販売されているオリジナル猫グッズの購入による支援を呼びかけています。寄付窓口はGMOあおぞらネット銀行への振込、PayPay送金、Amazonほしい物リストからの物資寄贈、洗濯済みのタオル・毛布など物品寄付の4経路が用意されています。
譲渡が成立する場合の費用については、一般的な保護猫団体と同様に医療費(ワクチン、不妊去勢手術、ウイルス検査など)の一部を譲渡時に実費として負担する形になりますが、具体的な金額は公式サイトに明記されていないため、見学時または予約時に直接確認するのが確実です。2024年度の収支報告では支援金608,919円に対して医療費444,571円、消耗品費308,817円が計上されており、寄付と譲渡時実費負担で医療費を賄う運営構造であることが公開資料から読み取れます。
※最新の見学受付時間や譲渡条件、譲渡時の費用は公式サイトおよび直接の問い合わせでご確認ください。
訪問者の声・評判の傾向
ねこといっしょの予約システム上に投稿されている見学者のフィードバックや、SNS上で発信される利用者の感想からは、おおむね次のような傾向が見られます。
肯定的に語られやすい点としては、施設内が清潔に保たれていること、保護猫が落ち着いて暮らせるよう個別スペースが整えられていること、スタッフが各猫の性格や健康状態を丁寧に説明してくれることが挙げられます。初めて保護猫の里親を検討する人に対して、家族構成や住居環境に合った猫を提案するなど、譲渡後のミスマッチを避けるための丁寧なヒアリングがある点も繰り返し言及されています。
気になる点として共有されやすいのは、ビル6階という立地のためエレベーター待ちが発生することがある、土曜の譲渡会は来場者が集中するため一部の人気猫の前に行列ができる、平日の自由見学でもスタッフ対応の都合で待ち時間が出る可能性がある、といった運営規模に起因する事項です。譲渡前提の施設のため、短時間で多くの猫と遊ぶ目的の利用には向かないという性格上の特徴も、訪問前に理解しておきたい点です。
口コミ全体としては、保護猫を真剣に検討する場として利用しやすく、見学だけでも歓迎する雰囲気があるという方向性で評価される傾向が強く、エンタメ志向の猫カフェというよりは譲渡施設として安心して訪問できる場所として位置づけられています。
アクセス・営業情報
最寄り駅と徒歩ルート
施設が入る林業ビルは、広島電鉄の複数の電停から徒歩圏にあります。最も近いのは白島線「女学院前」電停で徒歩約2分。次いで「縮景園前」電停から徒歩約3分、本線「立町」電停から徒歩約8分、本線「八丁堀」電停から徒歩約8分です。JR広島駅からは広島電鉄1号線・2号線・6号線で「八丁堀」または「女学院前」へアクセスでき、所要時間は乗車約10〜15分です。
紙屋町・八丁堀の繁華街中心部に位置するため、広島平和記念公園や原爆ドーム、広島城など主要観光地からの動線にも組み込みやすい立地です。広島観光のついでに保護猫活動を覗いてみたい県外からの訪問者も無理なく立ち寄れる場所と言えます。
駐車場
公式サイトには専用駐車場の記載がありません。林業ビル自体は商業オフィスビルのため、来訪時はビル周辺のコインパーキングを利用するのが現実的です。中区上八丁堀エリアは時間貸し駐車場の選択肢が複数ありますが、平日昼間は周辺ビジネス需要で混雑しやすいため、公共交通機関の利用が推奨されます。
営業時間と定休日
| 区分 | 受付時間 |
|---|---|
| 平日 | 13時〜17時(自由見学) |
| 土曜 | 13時〜16時(譲渡会・自由見学) |
| 日祝 | 午前のみ予約制 |
定休日についての公式記載はなく、譲渡会や保護猫の体調・搬送スケジュールによっては臨時で見学を休止する場合があるため、訪問前にSNSや公式サイトで最新情報を確認するのが安心です。
在籍猫と譲渡の特色
公式の里親募集ページには2026年4月時点で8頭の保護猫が掲載されており、毛色も黒猫、三毛、キジ白、ハチワレ、サビ、茶白と多様です。年齢構成は8カ月の若猫から3歳の成猫まで幅広く、子猫から落ち着いた成猫まで、希望する暮らし方に合わせて選択肢が用意されています。
公式サイトには「写真の子以外にも里親募集中の子がいます」との記載があり、Webに掲載されていない保護猫もセンター内に在籍しているため、現地での見学時に新たな出会いがある可能性が高いのも譲渡センターならではの特徴です。
譲渡を前提とした施設のため、猫は時間制の遊び相手としてではなく、家族として迎える前提でじっくり相性を確認する対象として扱われています。気になる猫がいれば予約時に「お見合い希望」を伝えることで、個別の対面時間を設けてもらえる仕組みです。
譲渡実績は公式サイトで「1,985命」(2026年4月現在)と公開されており、これまでに2,000頭近い保護猫が新しい家族に迎えられてきました。広島県内では譲渡実績の規模が大きい団体に位置づけられ、地域の保護猫支援拠点として継続的に活動しています。
里親条件や譲渡後のフォロー体制、応募書類の有無といった具体的な譲渡プロセスは、見学時または予約時の事前相談で説明される運用となっており、家族構成・住居形態・先住動物の有無などを踏まえた丁寧なマッチングが行われています。
店舗情報
| 住所 | 〒730-0012 広島県広島市中区上八丁堀8-23 林業ビル6F |
|---|---|
| 営業時間 | 平日13時〜17時(自由見学)/土曜13時〜16時(譲渡会・自由見学)/日祝 午前のみ予約制 |
| 定休日 | 不定休(公式サイト・SNSで最新情報をご確認ください) |
| 電話番号 | 080-9138-4214 |
| 公式サイト | 保護猫譲渡センターねこといっしょ |
| SNS | Instagram / X |
| 最終確認 | 2026年5月4日 |
広島県内の関連情報
※本記事に掲載している猫カフェ情報は、2026年5月4日時点での情報になります。営業時間や料金、猫の種類などは変更になっている可能性がありますので、最新の情報は各猫カフェの公式ホームページやSNSなどでご確認ください。
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