すあま商會(すあましょうかい)は、東京都板橋区大山町にある保護猫シェルター併設型のカフェ&スペースです。東武東上線「大山駅」南口から徒歩約2分の好立地で、店内では常時5〜6匹の保護猫が暮らしており、里親募集中の猫たちと出会える譲渡型のスタイルで運営されています。「一杯のコーヒーが猫のためになる」をコンセプトに、カフェ売上を保護猫の医療費・生活費に充てている点が大きな特徴です。本記事では2026年4月時点の最新情報をもとに、料金・営業時間・アクセス・口コミ傾向・店舗情報を整理して紹介します。
すあま商會とは
すあま商會は、板橋区大山駅近くの第2マキビル2F-Aに入居する、保護猫シェルター併設のカフェ・コワーキング・レンタルスペース複合店舗です。店主の平松温子さんが20年近く続けてきた個人での猫保護活動を発展させ、2021年2月20日にオープンしました。コロナ禍で在宅時間が増え、保護する猫の数も増えていく中で「収入のある形で場所を借りて、責任を持って保護を続けたい」という思いから開業に至った経緯があります。
最大の特徴は、単に猫と触れ合う時間を販売する一般的な猫カフェとは異なり、シェルタースペースとカフェスペースが分離されている設計です。猫部屋は里親希望者や保護活動を支援したい来店者が利用する空間として位置づけられており、来店者はまずカフェで飲食をしてから猫部屋へ案内される流れになっています。猫部屋への入室料は固定金額ではなく寄付制で、寄せられた寄付金は里親募集中の保護猫たちの食費・医療費に充てられます。
在籍猫は常時5〜6匹で、店主の「責任を持って面倒を見られる数だけを保護する」という方針のもと、頭数を抑えた丁寧なケアが行われています。2025年時点ではチャー(2025年9月生まれの仔猫、トライアル中)、ファニー、安積、不破、みみ、きい、翼、クロ、もずく、留女、修理など、年齢・性格の幅広い猫たちが里親募集の対象として紹介されています。トライアル制度を活用すれば、正式譲渡の前に自宅環境との相性を確認できる仕組みです。
店内空間はアンティーク調の木製家具と落ち着いた色彩でまとめられており、ピクチャーレールを使った展示販売やワークショップ会場としての利用も想定された約30平方メートルの広さがあります。Wi-Fi・コンセント完備、フルキッチン付きで、コワーキング利用やイベント・撮影会・ポップアップストアなどのレンタル用途にも対応しています。SDGsパートナーとして板橋区に登録されており、人と動物の共生社会づくりへの取り組みも公表されています。
料金システム
すあま商會の料金は、カフェ利用・猫部屋入室・コワーキング利用・スペース貸切で体系が分かれています。一般的な猫カフェのような「時間制+ドリンク代」とは異なり、カフェ利用が前提となるオーダー制+寄付制の運用です。
| 利用区分 | 料金 | 備考 |
|---|---|---|
| カフェ利用(平均予算) | 1,000〜1,500円程度 | ハンドドリップコーヒー・ホットサンド・スイーツ等のオーダー制 |
| 猫部屋入室料 | 任意の寄付金制 | カフェ利用後に案内、寄付金は保護猫の生活費・医療費に充当 |
| コワーキング利用 | ワンオーダー以上で利用可(混雑時以外は時間制限なし) | Wi-Fi・コンセント完備 |
| レンタルスペース貸切 | 3,300円〜 | イベント・撮影・レッスン・ポップアップ等、要予約リクエスト |
※料金はすべて公式サイト・予約サイト掲載時点の情報です。最新の料金やオーダー内容は来店前に公式サイトまたはInstagramで確認してください。
カフェメニューには、店名の由来となっている紅白の餅菓子「すあま」(予約制)、世界のホットサンドイッチをアレンジした「ボスナ」(オーストリアンホットドッグ)や「ルーベンサンドイッチ」、愛知県産の豆を使ったハンドドリップコーヒー、オリジナルの「フォーニャンクッキー」などが並びます。ホットサンドのメニューは月替わりで構成されており、リピーターが新メニューを楽しみに通う設計です。多くのアイテムはテイクアウトにも対応しています。
レンタルスペースの利用は予約リクエスト制で、利用日の8日前までのキャンセルは無料です。フルキッチン(飲食店営業許可済み)が使えるため料理教室にも対応でき、撮影会・セミナー・小規模パーティー・ライブ配信用の利用実績があります。支払い方法はカフェ利用については現金のみで、クレジットカード・電子マネー・QRコード決済には対応していません。一方でレンタルスペース予約に関してはinstabaseなどの予約サイト経由でクレジットカード・PayPay・コンビニ決済等が利用できます。物販の収益も保護猫支援に充てられるため、SUZURIで販売しているオリジナルグッズや店内雑貨の購入も間接的な支援につながります。
口コミ・評判
すあま商會についての口コミを総合すると、評価軸は「保護猫支援への共感」「カフェメニューの個性」「店主の人柄」「空間としての快適さ」の4点に整理できます。
来店者からの好意的な評価としてもっとも目立つのが、保護猫支援とカフェ運営を無理なく両立させたコンセプトへの共感です。猫を商品化せず、寄付制と物販で支援を集める仕組みに賛同して通うリピーターが多く、保護猫活動に関心はあるが本格的な譲渡には踏み切れない人にとって、最初の一歩としてカフェ利用から関わりやすい点が支持されています。猫部屋とカフェスペースが分離されているため、猫が苦手な人や同伴者がいるグループでも来店しやすい設計になっている点も好評です。
メニュー面では、ハンドドリップで丁寧に淹れるコーヒーや月替わりのホットサンドが個性的で、近隣の一般的なチェーンカフェとは異なる体験ができる点が評価されています。店名の由来となっている「すあま」は予約制ですが、紅白の餅菓子が提供されている都内のカフェ自体が珍しく、和菓子目当てで訪れる客層もいます。コワーキングやレンタルスペースとして利用した来訪者からは、アンティーク家具の落ち着いた空間と、Wi-Fi・コンセント・キッチン完備の使い勝手の良さが評価されています。
店主の平松さんへの言及も多く、保護活動に対する真摯な姿勢、猫一頭ずつの背景を丁寧に説明してくれる対応が信頼につながっています。基本的にワンオペで運営しているため、混雑時は飲食提供と接客が同時並行になる場面もありますが、それを差し引いても丁寧な応対が好感されています。
一方で気になる点として挙げられるのは、猫カフェとしての「触れ合い時間」の提供方法が一般的な店舗とは異なる点です。猫部屋は里親候補との対面マッチングを主目的としているため、純粋に「時間制でたくさんの猫と遊びたい」と考えて訪れると期待値とギャップが生じる可能性があります。また、猫部屋入室料が寄付制であるため、「いくら払えばよいかの目安」を事前に把握しておきたい人には判断の難しさが残るとの指摘もあります。さらに営業曜日が金〜日・祝日中心で、月・火は夕方の短時間営業、水・木が定休と、平日昼間の利用を想定する場合は営業日の事前確認が必須です。決済方法が現金のみである点も、キャッシュレス前提で出かける人にとっては要注意ポイントです。
アクセス・営業情報
すあま商會は東武東上線「大山駅」南口から徒歩約2分の場所にあり、池袋駅から東武東上線で約6分という都心アクセスの良さが魅力です。大山駅周辺はハッピーロード大山商店街・遊座大山商店街など昔ながらの商店街文化が色濃く残るエリアで、商店街の散策と組み合わせた来店プランが立てやすい立地です。
店舗が入居する第2マキビルは2階の「2F-A」区画で、外観は一般的なテナントビルです。店舗看板はビル外側に出ているため、駅を出て南口方面へ歩けば視認しやすくなっています。エレベーターで2階に上がる構造で、車椅子やベビーカーでの来店時もアクセス可能です。
営業時間は曜日により異なる点に注意が必要です。金曜・土曜・日曜・祝日・祝前日は11:00〜19:00で通常のカフェ営業、月曜・火曜は18:00〜20:00の夕方限定営業、水曜・木曜は定休日となっています。平日の日中はカフェとしては営業していないため、ランチ目的での来店は週末や祝日を選ぶ必要があります。一方で月・火の夕方営業時間帯は、仕事帰りに立ち寄って猫と過ごす時間を楽しむ常連客の利用も多い時間帯です。
専用駐車場はなく、車での来店時は近隣のコインパーキングを利用する形になります。大山駅周辺は商店街沿いに小規模なコインパーキングが点在しており、商店街利用者向けの提携駐車場や時間貸し駐車場が複数あります。電車での来店が圧倒的にスムーズで、池袋駅・成増駅方面からの東武東上線アクセスがもっとも便利です。
席数は16席で、店内は全席禁煙です。Wi-Fi完備でコワーキング利用が公式に許可されているため、リモートワークの作業場所として利用する人も少なくありません。ただし席数が限られているため、混雑時や貸切利用が入っている日は事前に営業状況を公式SNS(Instagram・X)で確認してから訪れると安心です。子ども連れの来店も歓迎されていますが、保護猫の安全面を考慮して猫部屋では年齢に応じた配慮が求められます。
店舗情報
| 店舗名 | cafe & space + cats すあま商會 |
|---|---|
| 住所 | 〒173-0023 東京都板橋区大山町7-8 第2マキビル 2F-A |
| 営業時間 | 金・土・日・祝日・祝前日 11:00〜19:00 / 月・火 18:00〜20:00 |
| 定休日 | 水曜・木曜 |
| 電話番号 | 03-6912-4532 |
| 公式サイト | すあま商會 公式サイト |
| SNS | Instagram / X(旧Twitter) |
| 最寄り駅 | 東武東上線「大山駅」南口より徒歩約2分 |
| 駐車場 | なし(近隣コインパーキングを利用) |
| 席数 | 16席(全席禁煙) |
| 支払い方法 | カフェは現金のみ(クレジットカード・電子マネー・QR決済不可) / レンタル予約は予約サイト経由でカード等可 |
| 設備 | Wi-Fi・コンセント・フルキッチン・ピクチャーレール |
| 運営者 | 平松温子(板橋区SDGsパートナー登録) |
| 在籍猫数 | 常時5〜6匹(保護・譲渡状況により変動、里親募集中) |
| 譲渡制度 | 里親募集・トライアル制度あり |
| 開業 | 2021年2月20日 |
| 最終確認日 | 2026年4月30日 |
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東京都内で他の猫カフェも比較したい方は、以下のまとめページをご覧ください。エリアや特徴ごとに比較しやすくなっています。
※本記事に掲載している猫カフェ情報は、2026年4月30日時点での情報です。営業時間や料金、在籍猫の情報、決済方法などは変更になっている可能性がありますので、来店前に公式サイトやSNSで最新情報をご確認ください。
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